動悸と不整脈のみかた

不整脈は心臓の電気的な異常で、脈が速い、遅い、あるいは脈のリズムが乱れた状態です。脈が飛ぶ、途切れる、どきどきする、鼓動を強く感じる、突然脈が速くなる、などの症状が出ます。一般的にはこれような症状の後に胸が痛くなったり、意識がぼーっとするようなことがあると危険な不整脈の可能性が高くなりますので注意が必要です。動悸や不整脈についてわかりやすく動画で説明してありますので、是非ご覧ください。

動悸と不整脈のみかた

息切れ・動悸の原因と緊急性

  • 1
    診断のための自己チェックポイント
  • 2
    原因となる病気にはどんなものがあるか?
  • 3
    すぐ病院を受診するべき危険性・緊急性のあるもの

まず初めに症状の自己チェックポイントです。これは診断をつけるために病院で先生に聞かれるポイントです。受診前に自分でチェックしてみることで診断がつきやすくなります。次に原因ですが、動悸・息切れの原因となる病気は沢山あります。なかでも多い原因は心臓と肺の病気ですので、そこを中心に原因疾患について解説してあります。そして最後にすぐに病院を受診したほうが良い危険性・緊急性のある場合の特徴について説明してあります。思い当たるような症状のある方はぜひチェックしてみて下さい。

息切れ・動悸の原因と緊急性

原因

不整脈はこれといった原因がなくても起こるケースの方が多いのですが、一部の場合は高血圧を放置して心臓に負担がかかっていたり、心臓弁膜症・心筋症・甲状腺や副腎のホルモン異常・自律神経の異常が原因となることもあります。

悪化した場合・合併症

重篤な不整脈の可能性があるのは、持続する動悸・胸痛、めまい・失神・息切れ等が伴う場合です。脳梗塞や突然死等の大事に至る可能性があります。

治療法

血圧のコントロール、原因となる病気の治療、生活習慣の改善、ストレスからの解放が治療の基本です。治療の必要性がある不整脈の場合は薬物療法を行い、場合によってはペースメーカーの装着が必要になることもあります。

心房細動について知っておきたいこと

心房細動とは心臓の上のお部屋の心房が震えてしっかり動かなくなってしまう不整脈です。そうなると下のお部屋の心室が不規則に収縮するだけになってしまい、脈のリズムがバラバラになり、一般的には脈が速くなります。症状は胸がどきどきして、とても不快に感じることが多いのですが、中には症状がない人もいます。自分では何も感じないけども健康診断の心電図で異常を指摘された、或いは、いつも血圧を測っていて最近急に脈が速くなった、ということで来院する方も少なくありません。

心房細動を放っておいて怖いことは二つあります。

  • 1
    脳梗塞を起こしやすくなること
  • 2
    心不全を起こしやすくなること

です。

なぜ脳梗塞を起こしやすくなるのでしょうか?それは心房がしっかり動かなくなることで血液がよどんで、心房内に血栓=血の塊が心房の中にできてしまうからです。この血栓が心臓にとどまっているうちは何もおきませんが、これが流れて脳の血管に詰まることで脳梗塞を起こすのです。

治療は大きく分けるとお薬による治療と、カテーテルアブレーション(血管内手術)があります。お薬は①脳梗塞を予防する血液をサラサラにする薬、②心不全を予防したり動悸や息切れの症状を良くする薬があります。カテーテルアブレーショ―ンが適している人は、一般に心房細動による動悸や息切れの症状があり、お薬を使っても症状が良くならない人、条件として不整脈発症から長期間経過していない人、心臓がそれほど大きくなってなく、心臓の動きが悪くなっていない人とされています。動画では図を使って分かりやすく説明してあります。

心房細動について知っておきたいこと