当院の検診・検査の種類
全身の健康を調べる健診は、様々な病気の早期発見に役立ちます。特に職場での定期健診がない方は、体の不調を感じていなくても、年に一度は健診を受けることをおすすめしています。
また、当院では最新の高感度インフルエンザ検査を導入しており、従来の検査キットよりも感染早期での診断が可能です。「1度目の検査で陽性が出なかったので翌日に再検査」といった煩わしさを、かなりのケースで回避できます。ぜひご活用下さい。
検診(町田市の各種健診)
【重要】町田市成人健康診査について
今年度の「町田市成人健康診査」は新型コロナウイルスの感染対策として、院内の混雑緩和および院内感染防止のため、原則【予約制】とさせていただきます。
受付窓口、電話、インターネットにて事前のご予約をお願いいたします。
下記に該当する方は受診を見合わせていただき、受診日の変更をご案内しております。
●風邪症状、37.5℃以上の発熱のある方
●新型コロナウイルスに感染または感染疑いのある方と濃厚接触があってから14日以内の方
●海外から帰国して14日以内の方
※健診を行う前に体温測定、手指消毒のご協力をお願いします。
院内の滞在時間を極力短縮していただくため、一般診察は定期診察日や健診結果受診日等の分散来院にご協力をお願いします。
(健診日当日に一般の診察をご希望の方はご相談ください)。
来院時は成人健康診査の「受診券」「問診票」をおよび「保険証」をご持参願います。(受診券、問診票は事前にご記入いただくとスムーズです)
午前中に健診の方は朝食、午後に健診の方は昼食を控えて来院ください。
感染拡大防止のためご理解、ご協力をお願いいたします。
検査
(手の指と鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。自宅でできる検査です)
検診・検査の内容
検診(町田市の各種検診)
全員に実施
- 問診
- 身体計測
- 身体診察(聴診など)
- 血圧測定
- 尿検査(糖、蛋白)
- 血液検査
- 脂質(HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪)
- 血糖(血糖、ヘモグロビンA1c)
- 肝機能(AST、ALT、γ-GT)
- 腎機能(尿素窒素、クレアチニン、尿酸)
医師が必要と判断した場合に実施
検査
24時間ホルター心電図
従来の一般的な機械では測定したデータの解析に数日を要しましたが、当院では院内で即座に解析が可能です。測定を終えて機械を外した後、診察時に結果をお伝えできます。不整脈をはじめとした心臓疾患でかかりつけの方は定期検査として必要な検査のひとつです。
高感度ウイルス検査(富士フイルム「富士ドライケム IMMUNO AG1」)
通常のインフルエンザ検査キットは、正確な診断のためには発症から12時間程度の時間が必要で、発症しているのに陽性の結果が出ず再検査が必要になるケースもありました。しかし、当院が導入した最新設備は少ないウイルス量から検知が可能となり、より感染早期からインフルエンザの診断が可能です。
受診前の注意点
検診
検査
腹部超音波検査、ヘリコバクター・ピロリの呼気検査を受診される方は、検査当日の朝食はお控え下さい。また、水以外の飲み物もお飲みにならないようお願い致します。
新型コロナウイルス抗体検査
当クリニックでは新型コロナウイルスの
抗体検査が行えます。
※抗体検査は「過去に同ウイルスにかかったことがあるか?」を調べる検査です。
抗体検査:5,000円(税込)
抗体検査+診断書:7,000円(税込)
※採血の検査になります。検査結果がでるまでは3日程度かかります。
検査をご希望の方は受付またはお電話にて
お問い合わせください。
検査結果のお知らせは郵送でも対応可能です。
(郵送事務手数料として別途110円がかかります)
~新型コロナウイルス抗体検査の説明~
抗体検査は「過去に新型コロナウイルスにかかったことがあるか?」を調べる検査です。
現在症状がある方はPCR検査(当院では施行できません)をおすすめします。
・新型コロナウイルスでは症状発症後、約2週間以内にほぼ100%陽性化することがわかっていますので、発症後2週間以降での検査をおすすめします。
・抗体は2種類あり、通常IgM抗体は感染早期のみ上昇、IgG抗体は長く陽性が持続します。抗体が陽性の回復者が再燃・再感染しないかどうかについては不明瞭であり、今後の臨床研究の成果が待たれます。
(表参照:新型コロナウイルスにおける発症経過と各検査の検出時期;JAMA. 2020;323(22):2249-2251より引用)
・当院で採用しているスイス・ロシュの抗体検査薬はIgM抗体とIgG抗体合計の抗体価を測定し、
感度100%(陽性の人を正しく陽性と診断する確率)
特異度99・8%(陰性の人を正しく陰性と診断する確率)
陽性的中率96・5%(検査で陽性の方が真の陽性である確率)
陰性的中率100%。(検査で陰性の方が真の陰性である確率)と、信頼できるデータが証明されています。