病院と地域の医療をつなげる活動をしています
2019.03.10更新
皆様こんにちは。院長の品川弥人です。
今日は私が行っている心不全の公演活動についてお話させていただきます。心不全とは心臓の働きが悪くなることによって、息切れや呼吸が苦しくなり、命を縮める病気です。
心不全についての詳しい説明は以前のこちらのブログ(2018年5月心不全てどんな病気?)をご参照ください。
https://www.shinagawaclinic.com/blog/clinic/2018/05/
社会が高齢化するにつれて急速に増加している心不全は、現在の医療界で大きな問題になっている病気の一つです。これまでは比較的大きな病院や循環器、心臓を専門とするクリニックで診る病気でしたが、今は一般内科の医師でも広く心不全の対応をしなければならない時代になっています。そのような流れの中で最近は一般の地域の先生や看護師さんに向けた心不全の講演をさせていただく機会が多いです。さらに、大きな病院とクリニックの医療の連携もこれまで以上に重要になっており、病院と地域のクリニックの医師や看護師、薬剤師が顔を合わせて心不全について話し合う場をつくる活動を始めました。先日は町田・相模原地区で40名の医師・看護師・薬剤師が集まり、心不全の現状について話し合う会を開くことができました。これからも自分の専門分野を生かした地域貢献ができればと思っています。
投稿者: